ブログ
親の介護と仕事の両立。50代の私が在宅ワークで気づいたこと
こんにちは。代表の中村です。
最近、親の病気のことで、関西と関東の実家を行き来することが増えました。
50代になり、私自身も初めて、「親の介護と、自分の仕事をどう両立していくのか」という現実に向き合っています。
これまでも私は、在宅ワークについて「場所を選ばず働ける」「家庭に合わせて働き方を選べる」と何度も発信してきました。
でも正直、今ほどそのありがたさを実感したことはなかったかもしれません。
ノートパソコン一つ持って、実家へ
親の病院に付き添うために実家へ行く。必要であれば、そのまま何日か関東に滞在する。
そんな時でも、私の場合はノートパソコン一つ持って移動すれば、いつもの仕事を続けることができます。
もちろん、在宅ワークだから何も大変ではない、ということではありません。
病院のこと、親のこと、家族のこと。そこに、いつもの仕事もあります。
私はお客様の窓口になることも多いので、
「あの連絡、返さなきゃ」
「あの件、どうなっていたかな」
「何か抜けていないかな」
と、どうしても頭の片隅に仕事が残ります。
そんな中で最近、とてもありがたいと感じることがあります。
私が何も言っていないのに、スタッフがフォローしてくれていることです。
「あ、これやらなきゃ」と気になっていたことが、気づけば進んでいる。
誰かが確認してくれていたり、調整してくれていたりする。
細かく指示を出したわけでもないのに、自然と仕事を拾ってくれている。
今、本当に助けられています。
在宅ワークだから、だけではなかった
今回改めて思ったのは、私が助けられているのは、単に「在宅ワークだから」ではないということです。
どこでも仕事ができること。
そしてもう一つ、
一人で全部を抱えなくても、仕事が進むチームがあること。
これがとても大きい。
これまで少しずつ一緒に仕事をする仲間が増え、助けてもらいながら仕事をする形をつくってきました。
その積み重ねに、今の私自身が助けられています。
「休める制度がある」と「安心して休める」は違う
一方、妹は長年、大手企業で正社員として働いています。
一つの会社で長く働き、そこで専門的な経験やスキルを積み重ねてきました。それは本当にすごいことだと思っています。
もちろん会社には、親の介護などに対応するための制度もあります。
制度上は休むことができる。
でも50代になり、会社員生活も後半に入ってくると、
「何度も休んだら、自分のポジションはどうなるんだろう」
そんな不安もあるようです。
それを横で見ていて感じたのは、「休める制度があること」と「安心して休めること」は、必ずしも同じではないということでした。
会社員と在宅ワーク、どちらが良いという話ではありません。それぞれに良さも大変さもあります。
ただ今回私は、自分や家族の状況に合わせて、働き方を動かせることも一つの「安心」なんだと実感しました。
50代になって、「選択肢」の意味が変わった
私はこれまで、女性には働き方の「選択肢」を持ってほしいと発信してきました。
でも50代になった今、その意味が少し変わってきました。
子育てが落ち着けば、今度は親の病気や介護、自分自身の体調など、思いもよらない出来事が起こります。
そんな時、仕事か家族か、どちらか一つを選ばなくてもいい。
人生の中で大切にしたいものを、同時に選べること。
それも、働き方の選択肢を持つ意味なのだと思います。
私たちの在宅チームにも、子育てや介護、病気の治療など、さまざまな事情を抱えているメンバーがいます。
今は思うように働けなくても、焦らなくていい。
そんなふうに、社会や仕事とのつながりを持ち続けられる場所があることも、一つの安心なのだと思います。
そして今回、親の病気と向き合うようになって、私自身がこの働き方にどれほど助けられているかを実感しています。
もちろん、正社員として働くことにも大きな良さがあります。
ただ、働き方は一つだけではありません。
もし今、副業ができる環境にいるなら、少し違う仕事の世界を覗いてみる。
メルカリで何かを売ってみる。会社の外で働く人の話を聞いてみる。
そんな小さなことからでもいいと思います。
選択肢は、必要になってからではなく、今のうちから少しずつ。
これまで人に伝えてきたその言葉を、今、親の病気と向き合う私自身が一番実感しています。
50代になって、在宅ワークという働き方を選んできたことに、これほど感謝したことはありません。
働き方も、生き方も。選択肢を持てる人生を
50代の働き方や生き方について、私自身の経験をこれからも綴っていきます。
▼ あわせて読まれています
▶ 在宅ワークが羨ましいと言われる理由。自由の裏側にあるもの
自分らしく、長く働ける人生を
働き方も、生き方も、一つの正解に決めなくていい。自分に合った選択肢を少しずつ増やしながら、これからの人生をつくっていけたらと思っています。
新しいブログの通知は「シュフノリコ便り」からお知らせします
↓↓↓