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6歳の「誰もいないのが怖い」に、在宅ワークだからできたこと
こんにちは。代表の中村です。
今日は、近所に住むあるご家庭との、忘れられない出来事についてお話しします。
「誰もいないのが怖い……」
お母さんは公務員、お父さんは正社員。お二人とも通勤に片道50分以上かかる、共働きのご家庭でした。
一人娘さんは、小学1年生の頃から学童を17時半に出て、ご両親の帰宅まで、19時までの1時間半をひとりで過ごしていました。
ある日の夕方、その子が泣きながら私の家に駆け込んできたことがあります。まだ6歳でした。
「お母さんはいつ帰ってくるの?」
「誰もいないのが怖い……」
震える声でそう話す様子に、私の胸は痛みました。
幸い、私は在宅で仕事をしていました。その日以来、その子が4年生になるまでの間、週に2〜3回、私の家は"第二の学童"になりました。
宿題を一緒にやったり、おやつを食べながらその日の出来事を聞いたりするうちに、その子の笑顔が少しずつ戻っていくのを感じました。
頑張る親御さんの、見えない葛藤
一方で、その子の親御さんは、毎日LINEで帰宅を確認しながら、緊張感を持って仕事を続けていました。
「ちゃんと家に着いているかな」
「鍵は忘れていないだろうか」
「何かあったらどうしよう」
そんな不安を抱えながら、目の前の仕事に集中しなければならない。
子どもが帰宅後すぐ寝てしまい連絡が取れないときは、胸が張り裂けそうになる、とも話していました。
その度に私に連絡が入り、私は家を覗きに行って「大丈夫、寝ていただけだよ」と伝える。
親御さんはほっと胸をなでおろし、また仕事に戻っていく。そんな日々でした。
「子どものために、仕事を辞めるべきか」
そんな葛藤を抱えながら、それでも必死に日々を乗り越えている親御さんの姿を、私はすぐ側で見ていました。
働き方は、ひとつじゃない
正社員や公務員として、子育てと仕事を両立させている方々を、私は心から尊敬しています。
「公務員はいいな」「一流企業に復帰できて羨ましい」——そんな言葉を時々耳にしますが、その裏には、並々ならぬ覚悟と工夫が積み重ねられています。
一方で、「結婚退社して子育てを選んだ私は、どうしたらいいの?」と感じる方もいると思います。
子育てに愛情を注ぎ、そばにいてあげられる時間もまた、何にも代えがたいものです。
高収入がすごいわけではなく、子どもが「応援したい」と思えるお母さんであること。
それこそが、何より大切なことなのではないかと、私は思っています。
頑張るすべてのお母さん、お父さんへ。
あなたの道で、あなたらしく輝いてください。