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働くお母さんへ 子どもが体調を崩したとき、どう対応する?
こんにちは。代表の中村です。
子育てと仕事を両立するのは、言葉では言い表せないほどの大変さがあります。私の面接でも、「本当に苦しい」と涙ながらに語るお母さんたちがいます。
そこで、今回は「何が一番辛いのか」をまとめたアンケート結果と、それについての考えをお伝えします。
1位:子供が体調を崩した時
これは、間違いなく共感が集まる圧倒的な1位です。面接でこの話題が出ると、皆さんが「そうなんです!」とうなずいてくださいます。
実際の声を少しご紹介します。
・理解のある職場でも、休むたびに申し訳ない気持ちになる
・子どもが辛いのに『早く元気になって』と思ってしまう自分が嫌になる
・病児保育を利用しても、心配で仕事に集中できない
お母さんたちは、子どもに寄り添いたい気持ちと、仕事を優先しなければならない現実の狭間で葛藤しています。その結果、無駄に神経をすり減らしてしまうのです。
神経をすり減らす原因
例えば、子どもが体調を崩してしまうと…
・「来週は絶対に休めないから」と数日前から緊張が続く
・「次、どうする?」と病児保育や親のサポートを考え続ける
・無事に出勤できても「仕事に来られた!」という安堵感で疲れ果ててしまう
このように、休むか働くかの狭間で精神的にも身体的にも疲弊し、仕事のパフォーマンスが落ちることもあります。
私の経験談
以前、私のチームにもお子さんが病気がちのお母さんがいました。彼女は仕事への意欲が非常に高く、「バリバリ働きたい!」という気持ちを強く持っていました。
ただ、ある日のこと。夜中にお子さんを看病した翌朝、ZOOM会議で彼女の表情に笑顔がなく、「これはよくないな」と感じた瞬間がありました。
子育てとバリバリ働くことを両立するのは、理想的ですがとても難しいことです。
私から伝えたいこと
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周りと比べない
他人の生活や働き方に振り回されないでください。自分の生活リズムに合った働き方が何より大切です。 -
優先順位を見直す
その女性には一度「今、本当に大事なことは何か」を見直していただきました。その結果、業務量を減らし、生活レベルを少し見直す選択をしました。
今では、お子さんの体調を最優先にしつつ、学校ボランティアにも参加するなど、自分のペースで生活と仕事のバランスをとっています。
子育てと仕事の両立は「完璧」を求めなくていい
子育てと仕事の両立は、完璧を求めなくて大丈夫です。それよりも、自分にとっての「ちょうどいいバランス」を探すことが大切です。
時には周囲に助けを求め、頼ることも忘れないでください。あなたの頑張りは、必ず周りの支えや勇気につながっています。
しかし、最終的にそのバランスを決めるのは自分自身です。
小さな成功を積み重ねながら、自分のリズムを見つけていく過程で、「無理をしすぎない」選択が見えてくるはずです。
誰かのためだけでなく、あなた自身が優しい気持ちで過ごせる時間を大切にしてください。